最後の世界がきみの笑顔でありますように。


「一人に出来るわけないだろ!?とりあえず保健室に……。」


「……離して!!!」


バシッ


あたしは、あたしの腕を掴んだ坂原の手を振り払った。



「……………漣……?」



明らかに動揺した声。この声がどれだけ胸を苦しめるか…。


あなたは知らない。



そう…誰にも分からない。同情も心配もいらない。どうせ無駄なモノだから。





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