最後の世界がきみの笑顔でありますように。


そのまま3人まとめて抱きしめる。



「わあっ!!」

「「お姉ちゃん苦し〜っ!」」


「ふふっ………。」



自然と笑えている自分に驚いたけど、それ以上に嬉しかった。



こういうのを家族というのだろう。



「お兄も来い!!」


翼君が膝立ちする坂原の腕を引っ張る。







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