プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
「あのさー聞こうと思ってたんだけどよー」
「なに塩崎。早く言ってよ」
「ここって毎日来なきゃいけねぇの?つかこれ毎日あんの?」
「さぁね。キミが来たくなきゃ来なくても別にいいんじゃない?」
塩崎は黒崎先輩の答えに少し困った顔をした。
「別に来たくねぇ訳じゃねぇんだけどよ…ただ、めんどくさいっていうか」
「じゃあ帰っていいと思うよ?あたしはいるけど」
「…俺、今日はもう少しいる」
塩崎がそう言ったあと、
「ぶっ!!」
誰かが吹き出した。
水沢先輩だった。
「…何がおかしいんだよ」
「いや、ただ単純だなって思っただけだよ。それにしても鈍いし…モタモタしてると俺が取っちゃうぜ?」
「な゛っ!?ううるせぇ!黙れ!!」
「面白いな、お前。ね、彩音ちゃん」
苦手な水沢先輩に話をふられ、あたしは固まってしまった。
「あれ?まだ怒ってんの?だったら俺も許さないから」
「別に。怒ってはいませんけど…それにもし先輩があたしを許さなくても、別にあたしはいいですから」
「ははっ!ヒドいな!ま、あの時はビックリしたけど、別に俺も怒ってはいねぇし…
あと、俺のことまだ嫌いみたいだけど、そんなんで公平に見れんのかよ?」
水沢先輩は笑いながら言った。
「その時には私情は挟みませんから。大丈夫です」
「あっそ…じゃあ意味ねぇのかよ」
「そうですね」
この会話からも分かるように、あたしはやっぱり水沢先輩が苦手だ。
正直、先輩には皇帝になってほしくない。
でも…
「なんかさー、さっきから聞いてっと、水沢さんと白鳥、何かあったみたいだけど…何かあったのか?」
塩崎の質問に水沢先輩が即回答した。
「楽しーいことたくさんしたよね、彩音ちゃん♪」
そう言ってあたしを抱き寄せてきたので、あたしはその腕を振り払った。
「何もしてないでしょ!誤解を招くようなこと言わないで下さい」
あたしは淡々と言った。
すると塩崎が言った。
「なに塩崎。早く言ってよ」
「ここって毎日来なきゃいけねぇの?つかこれ毎日あんの?」
「さぁね。キミが来たくなきゃ来なくても別にいいんじゃない?」
塩崎は黒崎先輩の答えに少し困った顔をした。
「別に来たくねぇ訳じゃねぇんだけどよ…ただ、めんどくさいっていうか」
「じゃあ帰っていいと思うよ?あたしはいるけど」
「…俺、今日はもう少しいる」
塩崎がそう言ったあと、
「ぶっ!!」
誰かが吹き出した。
水沢先輩だった。
「…何がおかしいんだよ」
「いや、ただ単純だなって思っただけだよ。それにしても鈍いし…モタモタしてると俺が取っちゃうぜ?」
「な゛っ!?ううるせぇ!黙れ!!」
「面白いな、お前。ね、彩音ちゃん」
苦手な水沢先輩に話をふられ、あたしは固まってしまった。
「あれ?まだ怒ってんの?だったら俺も許さないから」
「別に。怒ってはいませんけど…それにもし先輩があたしを許さなくても、別にあたしはいいですから」
「ははっ!ヒドいな!ま、あの時はビックリしたけど、別に俺も怒ってはいねぇし…
あと、俺のことまだ嫌いみたいだけど、そんなんで公平に見れんのかよ?」
水沢先輩は笑いながら言った。
「その時には私情は挟みませんから。大丈夫です」
「あっそ…じゃあ意味ねぇのかよ」
「そうですね」
この会話からも分かるように、あたしはやっぱり水沢先輩が苦手だ。
正直、先輩には皇帝になってほしくない。
でも…
「なんかさー、さっきから聞いてっと、水沢さんと白鳥、何かあったみたいだけど…何かあったのか?」
塩崎の質問に水沢先輩が即回答した。
「楽しーいことたくさんしたよね、彩音ちゃん♪」
そう言ってあたしを抱き寄せてきたので、あたしはその腕を振り払った。
「何もしてないでしょ!誤解を招くようなこと言わないで下さい」
あたしは淡々と言った。
すると塩崎が言った。