プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
「お前さぁ、水沢さんのこと嫌いなら、手伝わなきゃいいのに」
「塩崎!!あんたさっきから何言ってんの!?
『めんどくさい』だの『手伝わなきゃいい』だの…
手伝うかどうかはあたしが決めるの。そんなこと言うんだったら、アンタの手伝いなんかしないからね!?
あと…めんどくさいなら帰って。今すぐ帰って!!」
あたしは怒鳴った。
「なんでそんなに怒るんだよ…」
「あたしは確かに水沢先輩苦手だけど、皇帝になってほしくないけど、あたしはみんなの手伝いをしたいの…どうして分かってくれないの…!?」
あたしはその場に泣き崩れた。
塩崎は小さな声ですまなそうに言った。
「白鳥…悪かった」
「彩音ちゃーん。何気に俺、傷ついたんだけどなー…ま、いっか。ますますやりがいがでてきた」
「やりがいって何です…」
あたしがしゃべり終わらないうちに、水沢先輩はあたしを立たせてキスをした。
「おっお前!!」
「…好きにさせるって、言っただろ?」
「――最っ低!!」
そう言ってあたしはまたビンタをしようとした。
が、その手は先輩に掴まれてしまった。
「同じ手は2度は通用しないぜ?威勢がいいのは嫌いじゃないけどな」
あたしは顔を真っ赤にして水沢先輩を睨んだ。
「さ、さっきも言いましたけど、仮にあたしが先輩を好きになっても、こっちには関係ないんですからね!?
だからむ…無意味ですよっ!?いい意味ないことししないで下さい!!」
「……」
水沢先輩は黙ってあたしを見た。
「な、何ですか!?見ないで下さい!!」
「あ、あぁ。悪い。俺、今日はもう帰るわ」
水沢先輩はそう言って会議室から出ていった。
「おい、白鳥!!今アイツに…!!」
「うっうるさいな!!…あたしも帰る!!」
「あ、ちょっとおい!!」
何よ、ホントに!
いきなりキスするなんて、最低!!
それに…あたし、初めてだったのに…
水沢紫苑、呪ってやる!!
「塩崎!!あんたさっきから何言ってんの!?
『めんどくさい』だの『手伝わなきゃいい』だの…
手伝うかどうかはあたしが決めるの。そんなこと言うんだったら、アンタの手伝いなんかしないからね!?
あと…めんどくさいなら帰って。今すぐ帰って!!」
あたしは怒鳴った。
「なんでそんなに怒るんだよ…」
「あたしは確かに水沢先輩苦手だけど、皇帝になってほしくないけど、あたしはみんなの手伝いをしたいの…どうして分かってくれないの…!?」
あたしはその場に泣き崩れた。
塩崎は小さな声ですまなそうに言った。
「白鳥…悪かった」
「彩音ちゃーん。何気に俺、傷ついたんだけどなー…ま、いっか。ますますやりがいがでてきた」
「やりがいって何です…」
あたしがしゃべり終わらないうちに、水沢先輩はあたしを立たせてキスをした。
「おっお前!!」
「…好きにさせるって、言っただろ?」
「――最っ低!!」
そう言ってあたしはまたビンタをしようとした。
が、その手は先輩に掴まれてしまった。
「同じ手は2度は通用しないぜ?威勢がいいのは嫌いじゃないけどな」
あたしは顔を真っ赤にして水沢先輩を睨んだ。
「さ、さっきも言いましたけど、仮にあたしが先輩を好きになっても、こっちには関係ないんですからね!?
だからむ…無意味ですよっ!?いい意味ないことししないで下さい!!」
「……」
水沢先輩は黙ってあたしを見た。
「な、何ですか!?見ないで下さい!!」
「あ、あぁ。悪い。俺、今日はもう帰るわ」
水沢先輩はそう言って会議室から出ていった。
「おい、白鳥!!今アイツに…!!」
「うっうるさいな!!…あたしも帰る!!」
「あ、ちょっとおい!!」
何よ、ホントに!
いきなりキスするなんて、最低!!
それに…あたし、初めてだったのに…
水沢紫苑、呪ってやる!!