プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
「…あれ?会議室ってどこだっけ?」
早速迷ってしまった。
「うーんと…こっちだ!きゃっ!」
ちょうど曲がり角のところで、人とぶつかってしまった。
「痛たたた…すっすみませんでした!大丈夫ですか!?」
慌てて謝ると、その人は笑って言った。
「大丈夫だよ。君こそ、大丈夫?」
「…」
「?どっか打った?」
「はっ!いえ、大丈夫です!すみませんでした!」
そしてあたしはすぐ走り出した。
「おもしろい子だなぁ。おっと、俺もそろそろ行かないと」
さっきの人…
言葉が出ないくらいカッコよかった…
先輩かな…?
『紫苑ん〜今日はドコ行くぅ〜?』
『今日はあたしでしょー!』
『あたしとよ!』
『あたし!!』
たくさんの女子の声が聞こえたので、そっちを見たら、1人の男子を大勢の女子が囲んでいた。
『ねぇ、早く決めてよぉ〜』
『紫苑〜』
「ごめんな。俺、ちょっと用事があって。ホントはお前たちといたいけど、そうもいかないみたいなんだ。また今度な」
…あんな人の外せない用事って…
「それより急がなきゃ!!」
早速迷ってしまった。
「うーんと…こっちだ!きゃっ!」
ちょうど曲がり角のところで、人とぶつかってしまった。
「痛たたた…すっすみませんでした!大丈夫ですか!?」
慌てて謝ると、その人は笑って言った。
「大丈夫だよ。君こそ、大丈夫?」
「…」
「?どっか打った?」
「はっ!いえ、大丈夫です!すみませんでした!」
そしてあたしはすぐ走り出した。
「おもしろい子だなぁ。おっと、俺もそろそろ行かないと」
さっきの人…
言葉が出ないくらいカッコよかった…
先輩かな…?
『紫苑ん〜今日はドコ行くぅ〜?』
『今日はあたしでしょー!』
『あたしとよ!』
『あたし!!』
たくさんの女子の声が聞こえたので、そっちを見たら、1人の男子を大勢の女子が囲んでいた。
『ねぇ、早く決めてよぉ〜』
『紫苑〜』
「ごめんな。俺、ちょっと用事があって。ホントはお前たちといたいけど、そうもいかないみたいなんだ。また今度な」
…あんな人の外せない用事って…
「それより急がなきゃ!!」