プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
(ホント、水沢先輩って謎だなぁ)
そんな事を思いながら会議室へ向かっていると、中庭のところに女子たちと水沢先輩を見かけた。
(やっぱり嘘だったんだ!!)
本気にはしてなかったけど、少しショックだった。
ちょっと気になって隠れて見ていたら、
「何よそれ!!どういうこと!?」
女子が怒鳴った。
「だから、その…俺はもう、キミたちとは遊べない。というか、もう俺とキミたちは無関係だから」
「なんで!?紫苑どうして!?」
「俺…今、好きな奴いるんだよ」
「あたしたちもそうでしょ!?」
「…ソイツは特別なんだよ」
「ありえない!こんなに紫苑のこと大好きなのに〜!どうしてぇ!?」
「…ったく、うるせぇな。お前らは俺にとって遊びだったんだよ。大体お前らだって分かるだろ?俺が本気じゃなかったことくらい。それが分かってなかったってんなら、相当のバカだな」
「紫苑…アンタ…」
女子たちの目が光った。
そんな彼女たちに、水沢先輩は優しく言った。
「本当に好きな奴は、1人だけで十分だろ?…お前らの1番も、俺じゃないことくらい分かる。だから…今日を機に、お前らもソイツらを本気で好きになれよ、な?」
「「……」」
女子たちは黙った。
「そう…だね」
「確かに、そうだったかも」
「今までありがと」
女子たちは納得した様子で帰っていった。
そんな事を思いながら会議室へ向かっていると、中庭のところに女子たちと水沢先輩を見かけた。
(やっぱり嘘だったんだ!!)
本気にはしてなかったけど、少しショックだった。
ちょっと気になって隠れて見ていたら、
「何よそれ!!どういうこと!?」
女子が怒鳴った。
「だから、その…俺はもう、キミたちとは遊べない。というか、もう俺とキミたちは無関係だから」
「なんで!?紫苑どうして!?」
「俺…今、好きな奴いるんだよ」
「あたしたちもそうでしょ!?」
「…ソイツは特別なんだよ」
「ありえない!こんなに紫苑のこと大好きなのに〜!どうしてぇ!?」
「…ったく、うるせぇな。お前らは俺にとって遊びだったんだよ。大体お前らだって分かるだろ?俺が本気じゃなかったことくらい。それが分かってなかったってんなら、相当のバカだな」
「紫苑…アンタ…」
女子たちの目が光った。
そんな彼女たちに、水沢先輩は優しく言った。
「本当に好きな奴は、1人だけで十分だろ?…お前らの1番も、俺じゃないことくらい分かる。だから…今日を機に、お前らもソイツらを本気で好きになれよ、な?」
「「……」」
女子たちは黙った。
「そう…だね」
「確かに、そうだったかも」
「今までありがと」
女子たちは納得した様子で帰っていった。