プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
「ん?何?」
「もう帰るんですか!?」
「俺に帰ってほしくないなら、そう言ってくれれば…」
「いえ、その…会議、まだしてないのにいいのかなって思って…」
「…やっぱり帰る」
「あっ!ちょっと!」
あたしが必死に叫んだのも虚しく、水沢先輩は帰ってしまった。
「もう…折角ここに来たのに…来た意味全くないじゃん」
あたしがブツブツ言っていると、笑い声が聞こえた。
「あははははっ!!ホントキミって、おもしろいよね!!」
「…何がですか」
「だってさ、あのタイミングで『会議まだしてないから』って言う!?
普通は『一緒にいたいから』とか、そーいうのなんじゃないの?」
「あ…」
確かにアレは空気読まなさすぎだったかも…
「ま、おかげで分かったこともあるし、俺はいいんだけどね」
「え?」
あたしが聞き返すと、黒崎先輩は微笑んだ。
「なんでもないよ。じゃ、会議が好きなキミのために、早速会議でもやりますか」
「別にあたし、会議好きなわけじゃないですよ!!」
「あはは!ゴメンゴメン。『好き』なんじゃなくて、『大好き』なんだよね?」
「ちっ違いますって!!」
「あははっ!!」
完璧からかわれてる…
「あ、ちょっと聞きたいことあるから、一緒に帰ってもいい?」
「あ、はい」
「ありがと。じゃあ、会議始めようか」
「もう帰るんですか!?」
「俺に帰ってほしくないなら、そう言ってくれれば…」
「いえ、その…会議、まだしてないのにいいのかなって思って…」
「…やっぱり帰る」
「あっ!ちょっと!」
あたしが必死に叫んだのも虚しく、水沢先輩は帰ってしまった。
「もう…折角ここに来たのに…来た意味全くないじゃん」
あたしがブツブツ言っていると、笑い声が聞こえた。
「あははははっ!!ホントキミって、おもしろいよね!!」
「…何がですか」
「だってさ、あのタイミングで『会議まだしてないから』って言う!?
普通は『一緒にいたいから』とか、そーいうのなんじゃないの?」
「あ…」
確かにアレは空気読まなさすぎだったかも…
「ま、おかげで分かったこともあるし、俺はいいんだけどね」
「え?」
あたしが聞き返すと、黒崎先輩は微笑んだ。
「なんでもないよ。じゃ、会議が好きなキミのために、早速会議でもやりますか」
「別にあたし、会議好きなわけじゃないですよ!!」
「あはは!ゴメンゴメン。『好き』なんじゃなくて、『大好き』なんだよね?」
「ちっ違いますって!!」
「あははっ!!」
完璧からかわれてる…
「あ、ちょっと聞きたいことあるから、一緒に帰ってもいい?」
「あ、はい」
「ありがと。じゃあ、会議始めようか」