プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
また走り出した…のはいいけど、
「あれ?ここって…」
目の前にあるのは会議室…
ではなく、あたしの教室。
「もしかして…一周しちゃったってこと!?」
自分の方向音痴にも程がありすぎて泣ける…
こんな時誰か一緒に行ってくれればなぁ…
沈んでいると、後ろから声がした。
「おい、お前何突っ立ってんだよ」
「塩崎!ちょうどいいところに!!会議室どこだか分かる?」
「あ?俺も今から行くところだったから、連れてってやるよ」
「ありがとっ!身長は小さいけど、頼りになるね♪」
「チビは余計だっ!!」
塩崎に連れられ、会議室に向かっていると、さっきのあたしのように迷っているオーラを醸し出している子を発見した。
「どうしたの?」
「あっ、僕、会議室に行きたいんですけど、その…迷っちゃって…」
「俺らも行くから、付いて来いよ」
「あ、ありがとうございます!」
…かわいい!!
制服からして男の子だけど、見た目は女の子だよ!!
「…なにニヤけてんだよ。キモっ」
塩崎がボソッと言った。
「なによ!ニヤけて何が悪いの!?」
「悪くねーよ。ただキモいだけ(笑)」
「最っ低!!」
「へーへー。ほら、着いたぞ」
「…意外と近かった」
「これくらい覚えろよな。だいたい…」
「じゃ、入るよ?」
「人の話聞けよ…」
「あれ?ここって…」
目の前にあるのは会議室…
ではなく、あたしの教室。
「もしかして…一周しちゃったってこと!?」
自分の方向音痴にも程がありすぎて泣ける…
こんな時誰か一緒に行ってくれればなぁ…
沈んでいると、後ろから声がした。
「おい、お前何突っ立ってんだよ」
「塩崎!ちょうどいいところに!!会議室どこだか分かる?」
「あ?俺も今から行くところだったから、連れてってやるよ」
「ありがとっ!身長は小さいけど、頼りになるね♪」
「チビは余計だっ!!」
塩崎に連れられ、会議室に向かっていると、さっきのあたしのように迷っているオーラを醸し出している子を発見した。
「どうしたの?」
「あっ、僕、会議室に行きたいんですけど、その…迷っちゃって…」
「俺らも行くから、付いて来いよ」
「あ、ありがとうございます!」
…かわいい!!
制服からして男の子だけど、見た目は女の子だよ!!
「…なにニヤけてんだよ。キモっ」
塩崎がボソッと言った。
「なによ!ニヤけて何が悪いの!?」
「悪くねーよ。ただキモいだけ(笑)」
「最っ低!!」
「へーへー。ほら、着いたぞ」
「…意外と近かった」
「これくらい覚えろよな。だいたい…」
「じゃ、入るよ?」
「人の話聞けよ…」