プリ×プリ!〜6人の候補生とお姫様〜
「俺にお仕置きされる夢を見た、と」
「はい。どうしてくれるんですか!?」
「お仕置きの内容は?」
「聞いてますかっ!?…内容は…忘れちゃいましたけど…そんなに嫌じゃなかった気がします」
黒崎先輩はあたしの言葉にニヤリと笑った。
「…あのさぁ。キミ、自分が言ってること、分かってる?」
「え?」
「お仕置きされて嫌じゃなかったとか…あ、キミ、もしかして、そんなにお仕置きしてほしいの?」
「ええっ!?そ、そういうワケじゃなくて…!」
「じゃ、考えておくよ」
「ええっ!?」
あたしは放課後、会議室で黒崎先輩に、黒崎先輩の夢を見たことを話した。
“お仕置き”が頭から離れなくなったので、その責任をとってもらうために。
でもぶっちゃけ…嫌じゃなかったんだよね。
…あたし、そんな変なこと言ったかな?
「ちなみに、今日は何を話し合うの?」
「一応はないです。アピールする人がでた時に、また話し合いをするらしいですけど」
「ふーん」
…
「誰も帰らないな」
「塩崎。帰っていいんだよ」
「べっ別に、俺は帰りたいわけじゃねぇけどよ…」
「ふーん。じゃあ、いようっ!」
「はい。どうしてくれるんですか!?」
「お仕置きの内容は?」
「聞いてますかっ!?…内容は…忘れちゃいましたけど…そんなに嫌じゃなかった気がします」
黒崎先輩はあたしの言葉にニヤリと笑った。
「…あのさぁ。キミ、自分が言ってること、分かってる?」
「え?」
「お仕置きされて嫌じゃなかったとか…あ、キミ、もしかして、そんなにお仕置きしてほしいの?」
「ええっ!?そ、そういうワケじゃなくて…!」
「じゃ、考えておくよ」
「ええっ!?」
あたしは放課後、会議室で黒崎先輩に、黒崎先輩の夢を見たことを話した。
“お仕置き”が頭から離れなくなったので、その責任をとってもらうために。
でもぶっちゃけ…嫌じゃなかったんだよね。
…あたし、そんな変なこと言ったかな?
「ちなみに、今日は何を話し合うの?」
「一応はないです。アピールする人がでた時に、また話し合いをするらしいですけど」
「ふーん」
…
「誰も帰らないな」
「塩崎。帰っていいんだよ」
「べっ別に、俺は帰りたいわけじゃねぇけどよ…」
「ふーん。じゃあ、いようっ!」