19番目の彼氏
「…うん、そうだよね。あたしには関係ない」


多分今、のあたしの笑顔引き攣ってる…。


あぁ……うまく笑えない…。



「でもさ…」


「じゃっ…じゃあ……あたし帰るから。かっ…彼女とお幸せにっ」


もうこれ以上、隼人と話したくなくて隼人の言葉をさえぎってしまった。



しまった………。


今の超感じ悪い…。


さすがに、あたしも言い過ぎたと思う…。





さっきから、あたし変だよ…。


顔が火照っていて熱い…。










気がついたら、あたしはあの場から走り去っていて校門の前まで来ていた。


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