19番目の彼氏
あたしは結局何も欲しい物がなくて買うつもりはなかった。
……けど隼人は何か必死に選んでる。
「…なあ」
えっ…あたしっ!?
「…何?」
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
そう言って隼人はあたしに写真立てを見せてきた。
一方は貝殻が周りについているので、もう一方はビーズが綺麗に散りばめられている物だった。
……あたし的にはどちらも好き。
あげる対象によるんじゃない?
「何歳にあげるの?」
いきなりの関係ない質問に戸惑っている。
「…年上だけど?」
「…ふ〜ん、じゃあこっち」
そう言ってあたしはビーズの方を指した。
こっちの方が大人っぽいし。
「分かった、買ってくる」
「うん」
……それにしても隼人…意外とセンスいいかも。
写真立てはどっちも悪くないし…
今日着ている服も悪くはない。
……けど隼人は何か必死に選んでる。
「…なあ」
えっ…あたしっ!?
「…何?」
「これとこれ、どっちが良いと思う?」
そう言って隼人はあたしに写真立てを見せてきた。
一方は貝殻が周りについているので、もう一方はビーズが綺麗に散りばめられている物だった。
……あたし的にはどちらも好き。
あげる対象によるんじゃない?
「何歳にあげるの?」
いきなりの関係ない質問に戸惑っている。
「…年上だけど?」
「…ふ〜ん、じゃあこっち」
そう言ってあたしはビーズの方を指した。
こっちの方が大人っぽいし。
「分かった、買ってくる」
「うん」
……それにしても隼人…意外とセンスいいかも。
写真立てはどっちも悪くないし…
今日着ている服も悪くはない。