19番目の彼氏
俺は、ずっとその事ばかりを考えていて美羽と一緒に居る事を忘れてた。



美羽も一応心配してくれているみたいだけど…応えている余裕などなかった。




裏切られた…って思いと、信じられない…ていう思いが交差していた。






結局、美羽とは今日はもう別れて家に帰る事にした。


一刻も早く兄貴に知らせるため俺は全力疾走で家まで走った。






「…兄貴っ!」


何から話したらいいんだかが分からない。
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