youthful days~男女7人青春物語~
その翌日の昼休み。

ルイはあまり眠ることができなかった。

あくびしながら1人で図書室に向かっていた時、
「雨野、ちょっといいか?」

永田に呼び止められた。

昨日の返事を聞いてくるのかも知れない。

そう思ったルイは、
「はい」

首を縦に振ってうなずいた。

昨日と同じ生物準備室に行った。

中に入ってドアを閉めた時、
「すまん!」

永田が頭を下げてきたので、ルイはいきなりの出来事にルイは戸惑った。

何より、永田が頭を下げたことに驚いた。
< 281 / 313 >

この作品をシェア

pagetop