youthful days~男女7人青春物語~
永田とは躰の関係もなければ唇の関係もなかった。
「敦は、初めてな訳ないもんね」
当然自分よりも年上で、自分よりも生きている訳だから。
「まあ、そりゃな」
大きな手が頭をなでた。
「けど俺は、光の初めてが俺でよかったって思ってるよ」
ニコッと優しく微笑んで、永田が自分を見つめてきた。
そんなことを言われたら、返す言葉が見当たらない。
「ずっと、一緒にいてくださいね?」
自然と唇からこの言葉が出てきた。
「ああ、約束する」
重なった唇に、光は目を閉じた。
これから先も、彼が隣にいてくれますように。
彼との間に、ずーっと愛がありますように。
そう願ったのは、ここだけの秘密だ。
☆★END☆★
「敦は、初めてな訳ないもんね」
当然自分よりも年上で、自分よりも生きている訳だから。
「まあ、そりゃな」
大きな手が頭をなでた。
「けど俺は、光の初めてが俺でよかったって思ってるよ」
ニコッと優しく微笑んで、永田が自分を見つめてきた。
そんなことを言われたら、返す言葉が見当たらない。
「ずっと、一緒にいてくださいね?」
自然と唇からこの言葉が出てきた。
「ああ、約束する」
重なった唇に、光は目を閉じた。
これから先も、彼が隣にいてくれますように。
彼との間に、ずーっと愛がありますように。
そう願ったのは、ここだけの秘密だ。
☆★END☆★