youthful days~男女7人青春物語~
スカート丈は膝より少し上だが、特に注意されないのでよし。

白いシャツには汚れはなし。

さて、行きましょう。

ルイはカバンを持つと、ローファーを履いた。

日曜日には必ず磨いているローファーは今日もピカピカである。

ルイはドアを開けた。

…その光景に、ルイは目を疑った。

「おはよう♪」

新品の制服に身を包んだ愛が、そこにいたからだ。

はて、何でだろう?

家を教えた記憶がないルイは、その光景に何も言えない。

愛はニコッと何ともかわいらしい笑顔を見せると、
「尾行して調べましたー!」
と、言った。
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