youthful days~男女7人青春物語~
その頃。

「――あれ…?」

永田の家のドアの前で、蒲生は目を疑った。

どうして表札が2つもあるのだろうと疑問に思っていた。

永田と川上――これは一体どう言うことなのだろうか?

(川上って、マネージャーの川上光か?)

いや、違うだろう。

川上なんて言う名字はたくさんいる。

この川上は、彼女じゃないに決まってる。

そう思いながら、蒲生はチャイムを鳴らした。

同じ頃、光は永田と一緒に2人で夕飯の用意をしていた。

今日の夕飯は、カルボナーラである。
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