youthful days~男女7人青春物語~
「――川、上…?」

蒲生は驚いた。

光も驚いたように目を見開いている。

(ウソ、何で?)

何で蒲生がここにきたのだろうか?

突然のことに、光は戸惑うことしかできない。

蒲生は信じられない気持で、戸惑っている光を見つめていた。

まさか、本当に川上光だったとは思っても見なかったからだ。

「川上、どうした?」

ドスドスと足音を立てながら、永田が玄関にやってきた。

「蒲生先生…」

蒲生の姿を見た永田は、驚いたと言うように目を見開いた。
< 94 / 313 >

この作品をシェア

pagetop