3-4*love story

掲示板を見ると、俺は4組だった。


悠「夏川っ!!俺も一緒だそ!!」


………コイツが一緒か。


でも、知り合いが少ないよりはいい。


俺らは一緒に4組に入った。



2年も中学に通っていたからか、回りはそんなに知らない奴ばかりじゃなかった。


小学校が同じだったヤツもいるし。


だけど1人だけ知らないヤツがいた。



見渡すとさっきの2人組が4人で話してた。


さっきの小さい方は宮西だったのか。


宮西は俺と同じサッカー部の黒崎 慎也 (クロサキ シンヤ)と付き合ってる。


何回か試合も見に来ていたし、顔は知ってる。


でも、さっきの高い方は誰だったんだ?


と、少し考えてると2人が俺を見てきた。


ん!!!なんだ? 俺が見てたのがバレたのか!?


と思ったが、どうやら違うらしい。


それよりも俺は高い方の奴の顔を見た。


なぜだかあたふたしている。


………おもしろい(笑)


見た目は
黒のセミロングで前髪をあげている。

前髪をあげられるところからして肌がすごいキレイ。

二重ではないが割りと大きい目……



可愛いというより綺麗の言葉が似合う奴だと思った。


………なかなかの美人だ。



俺は珍しく、人に興味をもった。




目が合った。


相手にあまり悪い印象を与えるのもどうかと思ったので


とりあえず、笑った。


悠「夏川っ!!!どうかしたのか?」


俺は笑いながら悠大に

康「何でもない。」

と答えた。

悠大は疑うように


悠「そうか?」


と聞いてきたが、めんどくさかったので無視した。


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