3-4*love story

「「…………」」


あっあれ?

柚子と晴夏黙っちゃったよ!?


晴「ごめん……あたしちょっとトイレ行ってくる……」

柚「あっちょっと晴夏!!!」


「「「……………」」」


何だか気まずい雰囲気になっちゃったよ……


最初に口を割ったのは柚子だった。


柚「あのね……あたしが今日夏川に好きな人いるかって晴夏の前で聞いちゃったの」


そこから今日あったことを全部話してくれた。


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柚「ねぇ夏川!!!夏川って好きな子いるの!?」


康「ん?あぁ宮西か。」


柚「そうじゃなくて!! 好きな子いるの?

ねぇ晴夏?」


晴「えっ……う、うん。」


康「……いるよ。ボソッ」


「「えっ………」」


柚「ちょっと誰々? まさかウチのクラス?」


康「あぁ。」


柚「どんな子どんな子?」


康「同じクラスになったの初めてだからどんなヤツかまだ良くわかんないけど……

行動とかおもしろいし見てて飽きないし……


とにかく、俺の初恋だなっ……///」

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柚「……とまぁこんな感じで……


同じクラスになんの初めてって言ってたから

3年間同じクラスの晴夏ではないってことと……


あの夏川があんなに照れながら嬉しそうに話すから


かなりぞっこんなんだなってわかった訳で……」



「「「……………」」」



そっか……


夏川くんには別に好きな人がいて、晴夏ではないのか……


少し微妙な雰囲気のままガールズトークは終わり、


晴夏が帰ってきた後はみんな何も無かったかのように柚子が持ってきたゲームで遊んだ。


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