守れなかったよ。ごめん
「んーー、やっぱ海はいいねー♪」
「ん。そうだね。」
「結愛?」
「ううん。なんでもないよ♪」
「そっかぁ(^-^)」
「ねぇ琉衣?」
「んー?」
「やっぱなんでもない」
「なにそれー」
毎日こんな何気ない会話が
あっさり壊れるなんて誰も思わないだろう.....
「ねー結愛?」
「ん?」
「ゆーーあがだいすきだぁーーー」
海に向かって叫んでみた。
結愛の反応は予想どーりだった
「知ってる、てか恥ずかしいからそれ。」
「そう?」
「うん、きっと琉衣の中には恥ずかしいキモチの現し方がないんだろうね。」
「多分ね。」
「そうだ、また明日も海こようね。」
「あったり前ー」
こんな、些細な時間さえ、私にとったら
こんな時間があるのなら学校なんて辞めても良いと思ったりする。