僕にとって
僕って





「今日も、ナンパされちゃった」


目の前で、俺のベットに座っている女。


こいつは俺の、幼なじみだ。


ま、可愛いけど、俺より1つ下だし、妹みたいな存在だ。


「あんたも、ナンパしたことある?」


「おいおい。俺は中学生だぞ。」


「私もよ」


「そう。お前も中学生なの。ナンパされるのがおかしいの」


「知らないわよ、そんなの。私だって、されたいわけじゃないんだから」


そんなこと言いながら、細くて白くて、綺麗な足を少しバタつかせた。




< 1 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop