~初恋~私と彼の10日間。
「麗子ちゃんが無事ならいいのよ?」




女将さんはそう言ってくれた。




旦那さんも心配していたようだった。




私は嬉しいような何とも言えない気持ちになった。




『私部屋に戻りますね?』




私は自分の部屋に戻った。




私は部屋で今日あったことを思い出していた。




硫飛の嬉しそうな顔。可愛い顔。




私は気付けば硫飛のことばかり思いだしていた。






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