~初恋~私と彼の10日間。
硫飛は固まったまま私を見ていた。
たぶん突然のことで驚いたんだと思う。
でも、私の気持ちを知っておいてほしかったから。
別に答えを出してほしいんじゃない。
ただ…知っていて欲しかっただけ…………。
「…でも………俺、病気だし。」
硫飛は目を伏せながら言った。
『関係ない!!私は硫飛だから好きになったの!!』
「でも!!」
『硫飛のわからずやッ!!』
私は鼻の奥がツーンとした。
「麗子…ごめん。だから泣くな。」
そう言って硫飛は私を抱きしめた。
私はそのまま硫飛の胸に顔を埋めた。
たぶん突然のことで驚いたんだと思う。
でも、私の気持ちを知っておいてほしかったから。
別に答えを出してほしいんじゃない。
ただ…知っていて欲しかっただけ…………。
「…でも………俺、病気だし。」
硫飛は目を伏せながら言った。
『関係ない!!私は硫飛だから好きになったの!!』
「でも!!」
『硫飛のわからずやッ!!』
私は鼻の奥がツーンとした。
「麗子…ごめん。だから泣くな。」
そう言って硫飛は私を抱きしめた。
私はそのまま硫飛の胸に顔を埋めた。