PE(改訂版)
 そして西の国は考えた。防戦一方ではなく、攻めなければいけない。だから先ず、西の国は東の国に協力を要請した。西の国は規模が小さかった為、単体で戦争を仕掛け、勝利する事は難しいと悟ったからだった。
 だが、それを東の国は断った。自ら死地に赴く必要は無いと。幾ら関係が友好であろうとそれは断った。
 だから西の国は東の国に戦争を仕掛けた。力ずくで支配する為に。

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