恋愛危険地帯
「何…これ…」
一気に信じられない光景が目に入ってしまった。
「修二ってば、あたしとこんなことしていいの?
かわいい彼女がいるって聞いたわよ?」
虚ろな目で、甘い声で修ちゃんの名前を呼ぶ女のひと。
「あ?いーんだよ。だってあいつ軽い女だと思ったらすっげー重いんだもん。
全然ヤらせてくんねーし。処女みたいだし、めんどいけど、かわいいから一回ぐらい遊んどこうかなーって思ってさ」
「ひどい男ね。」
下品な声で喘ぐ綺麗な女性は、修ちゃんの上にまたがっている。
露わになる透き通る白い肌。
はだけたブラウスのボタンが一つもついていない。
今、この二人が何をしていたのかなんて、一目瞭然でわかってしまった。