キミをわすれない
キミがいなくなった日
ある晴れた秋の日だった




藤崎裕也(ふじさきひろや)16歳。




高校2年も後半を迎える。



今日は学校休んだのかと、教室の窓際の一番後ろの席をちらりとみた。



いつもは俺が来るときには席についていて



目が合うとおはようと声をかけてくれる君。



特別と思われてるわけではないけれどその言葉で俺にはそれだけで十分なくらい


1日、幸せに過ごせるんだ。




吉澤麻衣子(よしざわまいこ)さん。俺の片想いの相手だ。





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