秘密のMelo♪y*番外編*
「朝まで起きないならさぁ…」
自分でも思う。
今の俺、完全変態親父。
「あ"う!?」
「じゃ、お風呂に入ってくるわね❤真裕よろしく~」
「あああ~…真琴ぉ~…」
ハア…。
久しぶりに肘鉄くらったけど…。
「これもいいかも…❤」
夜な夜な妻の肘鉄に萌えるMな俺、実は二十代。
「うん~……ママぁ…」
「お? まおたんまおたんどおしたの。パパだよ~」
「ぱっぱ…ねんね…」
「うん? 一緒に寝る? そかそか。そうだね、一緒に寝よう」
真琴には…断られたしね…ふっ。
もうこのまま寝てしまえ。
疲れたしな…。
横になって、すり寄ってくる真裕を抱きしめるとすぐに、意識は飛んで行った。
「…あらあら…。くすっ。やっぱり、寝顔はそっくりね…」
遠くで愛しい妻の優しい声。
柔らかな感触を感じた気がした。
…後々、まさかこの可愛い娘が俺に似てかあんな暴走癖のある天然娘に育つとは、このとき俺も真琴も思ってもいなかったがなっ。