秘密のMelo♪y*番外編*

「あのな…。お前らはそんなことばっか考えて生きてんのか?」


「失礼ね!」


「だったら…」


「あたしだけじゃなくてこのくらいの年なら普通みんな気になるのっ。あんたがおかしい。分かる?」


「……」


堂々とまあ…言ってのけやがって。

第一お前と他の人間一緒にするなよ。


思わず小さくため息をこぼしながら、嬉しそうに琥珀を抱いている真裕のもとに、梨音を抱いて歩み寄った。


「琥珀、楽しみ?」


「わんっ」


「きゃあ❤かっくんかっくん、琥珀楽しみだって!」


「そうかい」


楽しみなのはお前だろ…。

……可愛いやつ。


「待ってよ真緒~あたしも行くっ」


「僕寒さに弱いから」


「だからなんやねん。行くで♪」


「おい修平…」


ぞろぞろついてくる三人を見て思う。

…なんでいつもいつも大人数になるんだろうか。

どこに行くにも何をするにも(邪魔な)三人がくっついてくる。

正直めんどくさいが、まあ…。


「りんりんあのね、昨日ね…」


…まあ、真裕が喜ぶからよしとするか…。


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