五里霧中



正義と犠牲のその狭間に位置する僕。


惰性も怠惰も呑みこんで、その先に待っているものはキミなのか?


下らない問答。


その答えは未知数。


もしも僕や君の存在を悪だとするのなら、

大人の説く正義が生むのは限りない平和か。


それとも際限ない屍か。



まぁ、子供の僕には知ったこっちゃありませんけど。



浮上する不満を沈みこませ、また足を踏み出す。


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