My Little Girl(加筆修正中)
回転寿司屋の前で
「よう!」
先に謙介が来ていた。
「山崎先輩、こんばんは」
「亜澄ちゃん?見違えた。制服やジャージも可愛いけど…その格好も可愛いな~」
まぁ、べらべらおべんちゃらが言えるな。
アズも馬鹿だから真に受けて頬を赤らめてるし。
「馬鹿言ってないで入ろうぜ」
さっさと入る。
「もう、奏ちゃんは~」
文句言ってるし。
謙介の言葉お世辞と分かってんのに、そんな嬉しいか?
「まぁまぁ」
俺の不機嫌そうな様子に気づいたのか謙介が割って入り
「入ろうぜ」
「あぁ」
店内に入り席に着き
「何処行って来た?」
「久しぶりに遊園地に行ったんです」
嬉しそうに
「遊園地?奏が!」
寿司が詰まったか?
むせてる。
「大丈夫ですか!はい、お茶」
「あ、ありがとう。だけど、奏が遊園地ねぇ、似合わねえ~」
「ん?」
「ポーカーフェイスの奏が、はしゃぐ姿が想像できねえ!」
ハハハ…と馬鹿笑いしてる。
アズまでが
「あっ、確かに…」