My Little Girl(加筆修正中)
「んで?」
「……」
「黙ってちゃ分かんないだろ、なんで俺が大変なんだ?」
「……」
「アズ?」
「奏ちゃん…私達ね」
「ん」
「一回ね…別れようか」
「はぁ~」
奏ちゃん、よっぽど驚いたのか声がひっくり返ってる。
「なんで?」
顔が恐くなってるし。
「いや、だからさ」
「だから何?」
声が低いよぉ。
しどろもどろに…
「ちょっと俺ん家来い」
引きずられるように連れて行かれた。
「おかえり。あら、亜澄ちゃん いらっしゃい」
「お邪魔します」
挨拶もそこそこに奏ちゃんの部屋に連れて行かれた。
「奏太、亜澄ちゃんを苛めちゃだめよ」
おばさんがからかうように。
「分かってる」
「後でプリン持っていくわね」
プリン?
今の状況を顧みず反応してしまった。
奏ちゃん苦笑いしてるし。
「プリンは後。話しが先!」
「は、はい」
やっぱり怒られるよ~
恐いよ~