My Little Girl(加筆修正中)
「まだ、外も暑いな」
深々と深呼吸して
「う~ん、でも気持ちいいよ」
「忙しいだろう?」
「ハハハ…世話の焼ける方達ですからねぇ。でも大丈夫だよ。楽しいもん」
「そっか」
アズの頭をぽんぽんと叩き
「奏ちゃん、あんまり頭叩いたら馬鹿になっちゃうから止めてよね」
恨みがましい目で見てるし。
「ハハハ…それ以上馬鹿になりようがない」
「ひ、酷~い」
今度は俺を叩きだした。
「や、止めろ。お前マジ痛い!」
コイツには手加減って言葉はないのか。
尚も、叩こうとするので腕を掴み…抱きしめた。
「そ、奏ちゃん…駄目だよ。誰かに見られたら」
「誰も来やしねぇよ…少しだけ」
「う、うん」
アズも抱き着いてきた。
アズの髪に顔を埋め
やべっ!
「アズ…キスするか?」
「えっ?」
「 嫌か?」
「…嫌…じゃないけど大人のキスは駄目!」
「……」
「奏ちゃん?」
「分かった」
そっと…キスを零す。