My Little Girl(加筆修正中)



帰り道で

「お前、大丈夫か?」

「へっ、 なにが?」

「ん、掲示板」

あぁ、

「やっぱ知ってたんだ」

「 当たり前だろ。謙介がいるんだぞ」

奏ちゃんが私の顔を見て笑う。

「ハハ そうだね。でも…」

「ん?」

「奏ちゃん怒らないの?」

足を止めて

「そりゃな、いい気はしないさ。でも怒ってもしゃーない」

「奏ちゃん」

「あれにキレたら、お前が困るだけだろ。ああいうのは無視する事にした」

「……」

「その証拠に部の連中何も言わなかったろう」

「うん」

「俺が怒ったり文句を言ったりしたらアイツ等も調子に乗って囃し立てるけど、知らんふりしてたから何も言わない。それでいいんだよ」

奏ちゃん…

奏ちゃんが笑ってる。

「ん?どうした?行くぞ」

「うん。奏ちゃん」

「ん?」

振り返り私の顔を覗き込む。

「フフ、大好き!」

「バ~カ!」

奏ちゃん可愛い、照れてる。



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