My Little Girl（加筆修正中）

そしてアズの家に寄り

「はい、どうぞ」

目の前に出されたプリンは、とてもデカかった！

アズはニコニコしながら

「ね、美味しい？美味しいでしょ？」

「まだ食ってないって」

「早く食べてよ」

かなりの自信作なのか、やいやいと

「ん、美味い」

「ほんと？ほんとにほんと？」

嬉しそうに顔を輝かせてる。

「ん。マジ美味い」

かなりでかいプリンを平らげると

「よかった～じゃあこのプリンにするね！」

「何が？」

「うん。今年のクリスマスプレゼント」

「……」

「ほんと、我ながらいい出来だわ」

美味そうに食ってる。

が、

「お前…クリスマスプレゼントがプリンか？」

「うん？ うん。美味しいって言ってくれたしね。奏ちゃん、期待しててよ。もっともっと美味しくするから。何たって愛情満載だからね」

必殺アズスマイル全開！

「ｱｯﾊﾊﾊ…」

クリスマスプレゼントがプリン！

笑うしかない。

やはりアズはアズだった。