My Little Girl(加筆修正中)
夜にアズの家に行き
アズと一馬とおじさん、おばさんの4人
俺と親父お袋の3人
計7人
毎年、決まってお袋達が料理を作り親父達がケーキを買って来る。
そして、毎年アズが一番はしゃぐ。
俺の親達は、女の子が欲しかったらしく(悪かったな、男で)アズを可愛がる。
一馬も小さくて可愛いと。
どうも、実の息子だけは可愛くないらしい。
そんなことを考えてると
「奏ちゃん、早く」
親父達は先に来ていた。
「奏太、遅いぞ」
親父、来る前に声かけろよ。
「お前、寝てたようだから」
「はぁ?」
「奏ちゃん、仏頂面してないで座って」
俺の手を引いて椅子に座らせ
「プリン美味しく出来たよ」
耳元で囁く。
「美味しく出来たって、俺の先に食っちまったのか?」
「えっ、い、いや、やっぱり奏ちゃんには特別美味しいのを食べてもらいたいじ ゃない。だからね」
「味見と称して食ったと」
「べ、別に奏ちゃんに上げるのをへつったわけじゃないから」
「ふ~ん」
アズの顔が赤くなってきた。