My Little Girl(加筆修正中)



水族館近くのカフェへ。

奏ちゃんは紅茶、私はココア。

あったか~い。

「ね、クリスマス会ってプレゼントとかいらないのかな?」

「書いてなかったしいいんじゃないか」

「そうだね。あっ」

思い出した。

「ん?」

「山崎先輩、さっきの彼女さん連れて来るのかな?」

当然、先輩の所にもメールは入ってるはずだ。

「さぁ、謙介が来るかどうかも分からんしなぁ。…もし連れて来たら本命だろ。お前、謙介に会っても此処で見かけた事言うなよ」

「分かってるって」

私そんなにお喋りじゃないよ。

「膨れるなって」

「膨れてないもん」

「嘘つけ!河豚になってるって…可愛い顔が台なしだぞ」

ニヤリと。

もう奏ちゃんは、悔しいけど私をドキドキさす天才だ。

「プリン食うか?」

プリン?

奏ちゃんの顔を見る。

「食えるだろ?」

「うん」

悔しいことにプリンと言う言葉で機嫌が直ってしまう私は奏ちゃんが言うように お子ちゃまだ。




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