My Little Girl(加筆修正中)
「い、痛い~」
薬屋のおばちゃんにわけを話して怪我の具合を見てもらい、手当てをしてもらってるんだが…
「お前 ギャーギャー喚きすぎ。うるさい!」
一喝すると、唇を噛み締めて静かになった。
「いいのよ、痛い時は痛いって喚いても。お兄ちゃんの怒鳴り声の方がよっぽどうるさいわよねー」
おばちゃんに怒られた。
そんな俺を見て
フッと笑ってる。
包帯を巻いてもらい
「ありがとうございました」
「お大事にね」
薬屋を出て
「大丈夫か、痛いなら帰ろうか?」
「え~ 大丈夫だよ。歩けるし、行こうよ、行きたいです」
縋るような目で見てくる。
反則だろぅ、その目は。
はぁ~
溜め息が…