My Little Girl(加筆修正中)
こ、こんな所でキスされるのも嫌だし…
なんだか怒りに任せてされるなんて…
「奏…ちゃん…や、やめて…」
顔を背ける。
と!
奏ちゃんの唇は首筋へ。
「やめて…お、お願いだから」
頼んでも聞いてくれず…
ブ、ブラウスの第一ボタンを外した。
そして…鎖骨にキスをする。
「や、止めて~!」
ありったけの力で、奏ちゃんを押しのけ
「……」
何か言いたいけど言葉が出ない。
ただ、奏ちゃんを睨みつけ
向きを変えて家まで走って、走って…家に帰り着いた。
部屋に入りベッドに突っ伏す。
「あぁぁぁぁ~」
大声をあげて泣いた。
泣いて泣いて泣き続けた。
どれだけ泣いても涙が止まらない。
コンコン!
「亜澄…どうしたの?開けなさい」
お母さん…
「亜澄!」
「ヒック …今は嫌…一人にしておいて…ヒック…ご、ごめんなさい…ヒック」
お母さんは諦めてくれたのか、階段を下りる足音が聞こえた。
暫くして制服を脱ぎジャージに着替え、ベッドに横たわる。
再び
コンコン!
「亜澄…奏ちゃんが来てくれたわよ。上がってもらい」
「嫌!帰ってもらって!会いたくない」
「亜澄?」
「絶対 嫌! いやぁぁぁ~」
また涙が溢れ絶叫する。