My Little Girl(加筆修正中)
「先輩」
「うん?」
「奏ちゃん、大丈夫ですか?先生も倒れないかって」
「ハハハ…大丈夫。ちゃんと食べて寝ろって亜澄ちゃんからの伝言ちゃんと言ったから」
「ありがとうございます」
「亜澄ちゃんこそ食べて寝るんだよ。奏が心配してる」
先輩の顔を見上げ
「えっ?」
「昨日、亜澄ちゃん家の帰りに奏に会った」
「……」
「その時、亜澄ちゃんが食べず寝ずだつったら…アイツ落ち込んでた」
「……」
「心配で心配でって感じだな、ありゃ」
「先輩」
涙が、また零れる。
「あっ、あ~ぁ、亜澄ちゃん泣かないでくれよ。まだ、みんながいるから」
そ、そうだ。
まだ、学校からそんなに離れてない。
泣いちゃ先輩に迷惑がかかる。
「はい。大丈夫です」
涙を拭いた。