My Little Girl(加筆修正中)



キスは唇から、首筋に移っていった。


と、止めなきゃ!


で、でも…止めてほしくない気持ちもちょっとあったりして…


もしかして私…変態?


「ん、どうした?」


奏ちゃんが私の顔を見て


「何、考えてる?」

「……」


「ん、アズ?」


髪を撫でながら優しく聞く。


「あ、あのね」


「ん」


「首筋にキスされてね」


「ん」


「こ、これ以上エスカレートしたらヤバイって思って、止めなきゃいけないと思ったんだけど…」


「ん」


奏ちゃんの優しい瞳に吸い込まれそう。


「止めさそうと思ったんだけどね…どこかで止めてほしくない気持ちもあって…そんなね、気持ちになる私は…へ、変態女なのかなって…」


奏ちゃんの指が止まった。


……





「クッククク」


えっ、何?


「クッククク…ハハハ…へ、変態女ってか。ハハハ…」


ち、ちょっと


「奏ちゃん、何で笑うの?し、失礼でしょう」


半身起こし、笑い転げる奏ちゃんを見てる。


「わ、悪い ハハハ…」


悪いって云いながら、まだ笑ってる。


ほんとに、もう!



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