My Little Girl(加筆修正中)
何時まで笑い続けるのよ。
「ア~ 腹痛てっ」
笑い過ぎてお腹痛いって…何なのよ。
「奏ちゃん」
「わ、悪い…ハハハ…お前、べ、別に変態女じゃねぇから」
やっと笑いが収まっ…た。
「ほんとに?」
「あぁ、それは普通の事だから」
「普通の…事…」
そうなの?
「あぁ、俺だってお前にキスしたい、触れたいって思うのは…男として普通の感情だ。だから、お前が俺にキスしたいって思うのも普通の感情だ。…誰彼構わずキスしたい分けじゃねぇだろ?」
誰彼構わずって
「奏ちゃんだからしたいんじゃない!他の誰かなんてキスしたくないよ」
「フッ なら健全な考えだ。誰でもいいからキスしたいつったら、それこそお前が云った変態女つうことになるけどな」
……
…
自然な事なのかぁ。
好きな人とキスしたい、触れたいって思うのは…
あ~よかった、変態女じゃなくて!
「それより、アズお前、試験はどうだったんだ?」
……ッ
奏ちゃんが来たのはいちゃつく為じゃなくて試験の事かぁ。
「アズ」
「う~ん、ぜ、全力は尽くしました。後は神様だけがご存知です」
「ハハハ…神様か」
「はい」
「まっ、楽しみにしてるわ」
別に楽しみにしてくれなくていいんだけど…