My Little Girl(加筆修正中)
練習後…
みんな帰り始め
香苗先輩と後片付けをしていた時
「亜澄ちゃん、今日は大変だったわね。私もね、やられたことあるのよ」
えっ、香苗先輩?
私があの人達といたわけ知ってたの?って顔してたから
『フフフ…』と笑い
「亜澄ちゃん、気がつかなかったの?あの子達に連れられてるのを見かけて追っかけたのよ」
ウインクされちゃったよ~
「す、すみません!」
「あら、謝んなくっていいわよ。直ぐに出て行こうと思ったんだけど話しがなんだか違う方へ向かっていっちゃうし…何たって 亜澄ちゃん、わけ全く分かってなかったでしょう?」
余りに鈍臭い自分が恥ずかしく顔が赤くなる。
「あれ見てたら大丈夫かなって。私が貴之と付き合ってるのが腹立たしかった人達に呼びだされた時はね、フフフ…付き合って何が悪い。私から付き合えって言ったわけじゃない、あっちが言ってきたんだ、なんか文句ある?って啖呵切ったもん」
えっ、えぇぇ~
お上品な香苗先輩が~
ビックリだよ!
「そんなに驚かないでよ。それからは何も言われなくなったけどね。 亜澄ちゃんも気にしない方がいいよ。あの子達はもう何もしないし…どっちかと言うと亜澄ちゃんの味方?になってるから。あの子達、亜澄ちゃんに謝ってくれって。さっき仲秋君に何があったか言えって怒鳴られても言わなかったでしょう」
「い、いえ、そんな。謝ってもらわなくても…別に何もされてないんだし」
「フフフ、ほんとに可愛いねぇ。仲秋君がべた惚れなの分かるわ」
えっ、えぇぇ~
べ、べた惚れってぇ~
そ、奏ちゃんがぁ~
私にぃ?