My Little Girl(加筆修正中)
日曜日
大変!
起きたら9時回ってる!
約束は10時だよね。
大急ぎで支度しなきゃ。
え~何着るの。
もう なんでもいいや!
ミニのワンピでいいか。
髪も巻きたかったけど時間無いし仕方ないか。
トーストをミルクで流し込み
「じゃあ お父さんお母さん、行ってきます。一馬、試合頑張りなよ」
「いいなぁ~お土産買ってきてよ」
一馬は少年野球の試合。
よかった~
試合がなかったらついて来るもんね。
「おばさん、おはようございます。奏ちゃんは?」
「亜澄ちゃん おはよう。奏太ね、まだ寝てるのよね」
おばさん、しょうがないって顔。
って、まだ寝てるの?
もう10時だよ!
「亜澄ちゃん、起こして来て!」
またか!
「は~い」
奏ちゃんの部屋をノックする。
コン コン!
反応無し。
少し大きく
コンコンコン!
反応…無いなぁ。
「奏ちゃん、開けるよ」
ドアを開ける。
まぁ、よく寝てること。
「奏ちゃん?」
「奏ちゃんてば、起きろ!」
耳元で怒鳴ってみた。
「わぁ~」
跳び起きた。
「おはよう」
「ア、アズ」
寝ぼけ眼で、ぼんやりしてる。
フフフ…可愛い。
「奏ちゃん、10時回ってるよ」
「へっ、あっ、アラームセットすんの忘れた」
やっと目覚めたみたい。
「下で待ってるね」
奏ちゃんが降りて来る迄、おじさん、おばさんとお喋りしながら
降りて来た奏ちゃんは、軽く朝ごはんを食べて、ようやくお出掛け。
もう10半回ってるよ。