魔王様の好きな人
「…そうか………」
「…自分の命を犠牲にするようです。……もっと徹底的に教え込まなくてはいけないようですね」
「…で……俺にどうしろと?」
「…分からないんですか?…頭はいまだにわるいですね。…それがテァに遺伝したようですね…私は情けなくて泣きそうです。」
「…勝手に泣け。………」
「…そうですか。分かりました。…貴方とはもう一緒に寝ません。…勝手にしてください。」
「……ッ!!!……ッ分かった。テァを連れ戻しに行くぞ。準備しろ。ローズ」
「……ッはい。でもその前に私は若君に会うのに綺麗にしなくては失礼にあたるので着替えてきます。」
約30分後……
「………ローズ?お前そのドレス俺の前で着たことないよな?」
「………当たり前です。若君に会うのですよ?失礼があってはいけません。」
「…すぐに脱げ。…俺はその格好では行かせない。…」
ローズはそのあと高速の呪文を唱えラディンを黙らせた。
そして彼らは戦場とかした城に向かった。