魔王様の好きな人
ー真希が寝た後…。
「あーナイト様。いらしゃっていたのですね。」
「…。」
「目を通すだけの書類なら持って来たので、目を通すだけ通して下さいね。」
「分かっている。」
「あーナイト様?魔界貴族の美女達が人間を連れてきた。と大騒ぎしていたぜ。まぁ姫さんにも被害がくるかもな…。」
「その女たちはしらぬ。だか、真希に手を出せばそれ相応の罰を与える。そう伝えよ。」
「はっ。」
秘書らしき男は、もういない。
もう一人の男は、消えた。