魔王様の好きな人



「ねぇテア…アルさん物凄く黒いオーラがでてたね。」



哀れんだ表情でナイトがでて行ったドアをみた。



「しょーがないですよ。真希様が来て以来、この部屋に閉じ籠ってばかり、まぁ簡単な書類は目を通していたようですが…溜まりに溜まってると思いますよ」




へぇーそうなんだ。



「当分は、執務室の方にお泊まりになるでしょうね。」




大変なんだね…。



まっ頑張って下さい。



と軽く、祈った。





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