魔王様の好きな人
「この方は、ナイト様のお父様です。」
へ?
「ナイトさまの?」
軽く頷かれた。
嘘だー。
こんな若いわけない。
「初めましてプランと申します。真希さん。」
うわぁ何この豹変ぶり。
人は中身よ。
中身が重要よ。
「コールドの言った通りにしたのに凄く疑われてるよ。」
「おかしいですね。」
「せっかく息子の花嫁助けたのに…。」
「何が助けただ。どうせ面白いものがなくなるから、見過ごせなかったの間違いじゃないのか?」