魔王様の好きな人


もちろん…抱き締める力が強くて。


「あらあら、気を失ったみたいね。本当に可愛いわ。」



「ばばあ放せ。」



きつく自分の母親を睨み付けた。



その態度にマリアは激怒した。



「誰がばばあよ。さっきはこの子が起きてたから抑えたのに、それが母親に対する態度かしら?貴方の魔力をなくすことも出来るのよ。」




「ふん。」




激しく火花が散る。




< 67 / 113 >

この作品をシェア

pagetop