キミがいる
始まり
始まりはいつも突然。
あの日だって突然だったもん。
「今日、転校生来るって!!」
さすがマリ、情報早い。
いつもの教室が急に騒がしくなる。
どんな子かな?
男子かな?女子かな?
かっこいいかな?
可愛いかな?
そんな言葉が教室を行き交う。
私、松崎 椎奈(マツザキシイナ)はマリこと、岡野 真梨香(オカノマリカ)のもとへ駆け寄る。だって、転校生のこと、知りたいんだもの。
「男?女?」
「男子!爽やか系だった♪」
爽やか系の男子が好きなマリはとても興奮している。
「しかも、目が合ったとき、ニコッて微笑んでくれたの…///」
マリの頬がピンク色に染まる。
「あ~よかったね~」
マリに対する態度はみんなこんな感じ(汗)
ヘタに感情移入するとロクな目に遭わないことなど、学年全員が知っている程だから。
「名前なんだろなぁ~♪爽やかそうだったから…爽太とか!?」
「さすがに名前までぴったしなわけないでしょ(笑)」
「だよね(笑)」
2人で顔を見合わせて笑った。
あの日だって突然だったもん。
「今日、転校生来るって!!」
さすがマリ、情報早い。
いつもの教室が急に騒がしくなる。
どんな子かな?
男子かな?女子かな?
かっこいいかな?
可愛いかな?
そんな言葉が教室を行き交う。
私、松崎 椎奈(マツザキシイナ)はマリこと、岡野 真梨香(オカノマリカ)のもとへ駆け寄る。だって、転校生のこと、知りたいんだもの。
「男?女?」
「男子!爽やか系だった♪」
爽やか系の男子が好きなマリはとても興奮している。
「しかも、目が合ったとき、ニコッて微笑んでくれたの…///」
マリの頬がピンク色に染まる。
「あ~よかったね~」
マリに対する態度はみんなこんな感じ(汗)
ヘタに感情移入するとロクな目に遭わないことなど、学年全員が知っている程だから。
「名前なんだろなぁ~♪爽やかそうだったから…爽太とか!?」
「さすがに名前までぴったしなわけないでしょ(笑)」
「だよね(笑)」
2人で顔を見合わせて笑った。