キミがいる
いっちゃんが今日の連絡をし始めた。

峰岸くんをみると
人差し指を口に当てて
また左頬にえくぼを作る


とりあえず視線を峰岸くんからいっちゃんに戻す。
けど話なんて頭に入ってこない…
頭の中は峰岸くんのことばかり。

事故にあったと峰岸くんの両親から聞いた。
そしてそのあとは連絡が取れなくなってしまった。

引っ越してしまったのか、最悪の場合、死んでしまったのか…
そんなことを考えていた。

でも違ったみたいです。
私の目の前に確かに彼はいるんだから。
彼は生きていた。
そう思って間違いないですよね?神様…
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